コーヒータイム

世の中に思ったことをつらつらと。

本を買うか否かのたった一つの理由

f:id:ryoryor:20190918070805j:plain

 

 

突然ですが、皆さんにとって「良い本」とは何だろうか。

 

感動を与えてくれる本。

人生の攻略法を教えてくれる本。

共感できる本。

 

 

また、手に取る本によって「良い本」の定義が変わる場合もあるだろう。

 

「良い本」とは

私は、多種多様な本を読む。

小説や新書、最近ではビジネス書をよく読んでいる。

 

このブログでも、いずれは書評を書いてみるつもりだし、できることならシリーズ化したい。

 

そんな私が「お、この本良さそうだな」と感じるのは、

 

 

 

自分とは反対の意見が書かれている時だ。

 

タイトルを見て、もしくは帯を見て「嘘だろ!?」と感じた時、それは私の中で「良い本」の候補になる。

 

購入するか否か、たった一つの検討理由

 

私なりの「良い本」の第一基準が「嘘だろ!?」と感じた時、と書いたが

 

そんなのは書店に入ってしまえば、山ほどある。

 

だからこそ書店は面白い。あそこになら3時間は余裕でいられる…

 

では、そんな「良い本」候補生の中から、どうやって購入するか否かを検討しているか。

 

それは、

 

 

 

目次を見て驚くかどうか

 

たったこれだけである。なぜこれで決めるか。

 

「そこ」には本の全てが書いてある

 

さて、目次とは何だろうか?

 

そう、このページに何が書いてありますよ、といったいわゆる「ネタバレ」を含む項目こそが目次なのである。

 

だからこそ、目次を見て驚かなければその本の内容も驚かない。つまりは、

 

「なんかいいことは書いてあるけど、まあ当然のことを書いてるよね」

 

で終わってしまうのである。だからこそ、目次は絶対に目を通す。

 

「そこ」には本の面白さが詰まっている

 

そして、私が目次で決めるもう一つの理由がこれだ。

 

目次には本の面白さ、もっと言えば著者の面白さが詰まっている。

 

本、もとより書籍とは何だろうか?

私は「文章の集合体」であると考えている。

 

もちろん図解されていたり、イラストが多い本もあるが基本的には文章が大半を閉めるからだ。

 

そう、文章が全てなのだ。文章が面白ければ、その本の面白さは増すし、どんなに驚きの内容でも文章がしっくり来なければどこか面白さが半減した気持ちになる。

 

目次と本文にはある決定的な違いがある。

それは、文字の制限である。

 

当然のことながら、目次には長い文章をつらつらと書き記すことはできない。

それに対して、本文は筆者が思うままに好きな具体例や話を持ち出して好きなように書くことができる。

 

そんな制限された中での目次には、文才が表れる。

 

目次が面白い、または驚く書籍は必ず面白い。

Suicaは天下を取れる(はずだった…)

f:id:ryoryor:20190913153626p:plain

 

 

「決済」というフィールドにおいて日本、ひいては世界的に大革新が起こっている。

決済といえば現金、もしくはスーパービッグなお買い物の時のみクレジットカードというのが当たり前な日本だった。

 

時は2011年…

 

Suicaの誕生

 

Suicaが誕生する。切符を買わなければ乗車できないかつてのシステムとは異なり、あらかじめチャージをして「かざすだけ」というのは革新的だった。

 

それとほぼ時を同じくして、キャッシュレス化の波が押し寄せる。

 

そこで起こったのは、

 

 

「モノ」としての通貨から、「情報」としての通貨への移行である。

 

考えてみれば、通貨はなんだって良い。ただ一つ、それが通貨として価値を認められさえすれば。あるいは、価値を代替できるのであれば。

 

そしてもう一つ、それが全体に普及され、認知されること。

 

 

今では当たり前となったクレジットカードも、ある種「情報」としての通貨の役割をしている。

 

このお店でこれだけのお金を使いましたよ。という情報を元に、引き落としが行われる。情報としての通貨が引き落としまでの間、価値を代替している。

 

しかし、現在の日本では「クレジットカード」「現金」「QR決済」「交通系IC」などが決済というフィールドで戦いを繰り広げている。

 

私は声を大にして言いたい。

 

Suicaはこの戦いに勝利できる(できたはず)だと。

 

Suicaが勝てる理由その①

 

 

私が、Suicaが勝てると思う一番の理由。

 

それは、圧倒的な普及率にある。

 

冒頭で述べたように、通貨として用いられる場合には全体に普及、認知される必要がある。

ある場所では使えるが、他では使えないのであれば、通貨としての役割を果たさないからだ。

 

通貨を扱う「決済」というフィールドにおいても言わずもがな普及、認知が求められる。

これは大丈夫だろう。

 

もう少しいえば通貨を扱う以上、広く普及し、認知されたものが決済方法として優位性を持つだろう。

どこでも使えるのであれば、それを使うのが最も効率のよい決済になるからだ。

そしてこの点において、「現金」は長年、決済の王であり続けている。日本で決済をする以上「日本円」は無敵だ。

 

そして、この「普及率」にこそSuicaの最大の強みがある。

 

Suicaもとより「交通系IC」は今や誰もが利用するサービスだ。

それは、普段の決済のためではなく、「電車に快適に乗るために」。

 

今のQR決済のキャンペーンについて考えてみる。

各社必死にキャンペーンを行なっている。

「友人を誘うと1000円プレゼント」や「○○%分ポイントバック」など、まさに「必死」だ。

 

なぜここまで必死になるか?

目的はたった一つ。利用者を増やすこと。

 

ここまでしなければ利用者は増えないからだ。

 

Suicaはどうか。

今や利用しない人はほとんどいないほどのサービスとなった。

それは決済の他に付加価値があるから。

 

Suicaは普及のための最大の敵である「普及率」をいとも簡単にクリアしている。

 

これがSuica最強説を唱える一つ目の理由だ。

 

Suicaが勝てる理由その②

 

二つ目はその決済方法にある。

Suicaでの決済をしたことがない人はほとんどいないと仮定して、詳しくは説明しないが、

 

Suicaの特徴は圧倒的「かざすだけ」な部分だ。

私が自慢してもよくわからないが、本当に「かざすだけ」かつほとんどエラーがない。

 

ここで考えたいのは決済の無意味さだ。

決済はあくまでも、お金とモノの交換のための手段であり目的ではない。

本当は「面倒なもの」なのだ。

 

だからこそ無駄はなければないほどよい。

この点において、他に勝てる決済手段はまだ存在しない。

 

 

Suicaはなぜ勝てなかったか

 

この「普及率」と「決済の容易さ」を持ち合わせてなお、なぜSuicaは決済の一番手になることができなかったか。

 

もちろん、チャージ金額の限界等の理由もあるだろう。ただその最たる理由は、

 

大手クレジットカードと手を組まなかったことにある。

 

Suicaが現在、本格的に提携を結んでいるクレジットカードは「ビューカード」だ。

これは東日本旅客鉄道の子会社だ。(持ち株100%)

 

ビューカードにはオートチャージがある。

これによって、Suica唯一の弱点であるチャージという動作を消すことができる。

 

これを各社大手クレジットカード会社と結ぶことで普及を最大化できたと思う。

チャージ元であるクレジットカード会社を、利用者の数で決めることでSuicaのオートチャージが最大化するからだ。

 

Suicaが少額決済の頂点に君臨すれば、その使用データはビッグデータとなり他のビジネスにもつながるだろう。

 

もちろん、子会社のビューカードと提携することにより現在の利益は最大化する。

今後の一番のSuicaの目標は利用者を増やす、または決済の場として使ってもらう事ではないのかもしれない。

 

 

ただもし、利用者を増やす、特に決済フィールドとして戦うのであれば、その道もあったのではないか。

 

 

 

映画を観るときの観点。〜映画を10倍楽しく〜

 

f:id:ryoryor:20190902174544j:plain

 

筋金入りの!とまでは行かないが、私は映画鑑賞が趣味だ。

 

とは言っても、

 

「この構成が〜」

とか、

 

「このカットが〜」

 

なんて、映画の常識を知っているわけでもないし、それを楽しみに行っているのではない。

 

私が、観ている観点は、ただ一つ。

 

「作者の言わんとしていることはなにか」

 

この観点で映画を見るだけで、映画は10倍は面白くなると思うし、100倍深読みができるようになる。(ただの深読みで終わるが娯楽などそれでいい。)

 

評論にしろ小説にしろ、筆者は何かを伝えたくて筆を走らせている。特に評論に関しては、言いたいことはただの一つなのに、それをなんとか遠回りして具体例を出して、なんとかして伝えようとしてくる。

 

映画もそれと同じだと思う。

 

このブログの他の記事でも取り上げているので是非読んでみてほしいが、作者(監督)には何か伝えたいことがある。それは社会への不満、提言であったり、新たな想像かもしれない。それはそれぞれ感じるものにしかわからないが、何かしらある。

 

そして、その伝えたいことに関して、登場人物が大きく関係してくる。作者はなぜ、主人公をこういう性格にしたのか、なぜ悪役はコイツなのか。

 

それは、作者側からすれば、「その性格」でなければならなかったからだと思う。思いたい。

 

決闘シーンにおける、決闘場所の周りの雰囲気などもその一つだ。とにかく全ての設定は、必然的に設定されている。そう思いたい。

 

そういう観点を、もって映画を観てみるとまた違ったストーリーが見えると思う。

 

仮に、受け取るものが人と違くても、趣味娯楽なんてそれでいい。

 

少なくとも、「登場人物が、こんなことをしてこんなことがあって、最終的にこうなった」だけを観るのとは違った楽しさがあるだろう。

 

 

www.ashitamo.net

 

ここが変だよ日本の決済。

 

皆さんは、コンビニで決済をする際、どんな決済システムを使っているだろうか?

 

流行り?のPayPayをはじめとしたQR決済やクレジットカード、Suicaなどの交通系IC、現金等、手段は多様だ。

 

先日、QR決済は「かざすだけ」には勝てない。という記事を書いて、その中でも言及したのだが、

 

コンビニという急いでいる人が多い場所(仮定)ではポイント欲しさよりも、決済のスピードが重要視されていると思う。それは意識的であれ、無意識的であれ。

 

 

www.ashitamo.net

 

 

その点ではやはり現在はSuicaやQUICPay、iDが優位に立っている。

 

そんな中で、最近ふとひとつ疑問が生じた。

 

それは、クレジットカードをコンビニやカフェ、定食屋で使用する時のことだ。

 

クレジットカードを普段から利用する方にはおなじみのプロセスがある。

 

  1. 「クレジットで」と伝える。
  2. クレジットカードを店員に渡す。
  3. 店員が決済機器に差し込む。
  4. パスワードを打ち込む。
  5. クレジットカードを返される。

 

各プロセスが省略されることもあるが、多くはこのプロセスを踏むことが多い。

 

普段通りにクレジット払いを行った時にふと思ったこと。

 

クレジットカードを店員に渡す意味って何?

 

クレジット払いは通常、下の画像のような機器を使用する。

 

f:id:ryoryor:20190901113059j:plain

 

そして多くの場合、それは店員と、客の間に置かれている。

 

純粋に店員に渡さず、自分で差し込めばいいのでは?

 

従業員が差し込むまでの作業をしてくれているから、その前に差し込まれると困る、という意見もあるかもしれないが、クレジットカードを所持しているのは、大人である。

 

「差し込んでください」と言われた差し込むまでであり、わざわざ従業員に渡す理由があるのだろうか?

 

 

 

 

映画『天気の子』を今更ながら観てきた〜浮かんでくる「大人」と「子ども」像〜

f:id:ryoryor:20190831181916j:plain


 

 

 

大変遅ればせながら、先日『天気の子』を観てきた。

 

上映開始してだいぶ経ってるよな。。と思い、中央で観れるとばかり思っていたが、

 

現実は甘くなかった。。

 

まだまだ客足がすごい。。

 

やはり新海誠監督の集客力は凄かった。

 

 

新海誠映画の音楽の使い方

 

 

『天気の子』を観て、まず感じたのは他の日本映画との「音楽の使い方」の違いだ。

 

これは前作『君の名は。』を観た時にも感じた。

 

新海誠監督の映画では、「音楽が映画に先行する」ことが特徴だと思う。

 

これは他の映画の方が良いとか、新海誠映画最高!とか言いたい訳ではなく、とにかく違いがあると感じただけ。

 

友人と映画の話をしていて気づいた事でもあるのだが、普通映画では、

 

「あのシーンめちゃめちゃ良かったよね!」

 

と話すのが普通だと思う。

 

しかし新海誠監督作品においては、

 

「あの音楽のシーンめちゃめちゃ良かったよね!」

 

と変わる。音楽が映画のシーンに先行して記憶されているためだと思う。

 

 

もちろん、楽曲提供している歌手がRADWIMPSであり、非常に知名度が高いという点もあるだろう。

 

ただ、それを考慮してもなお新海誠監督の「映画の中で音楽を使って感動させる技術」は卓越していると感じた。

 

一度、映画中に流れてくる挿入歌を無しにして観てみたいと思いさえする。きっと「ん?」とかなりの違和感を覚えると思う。

 

 

 

映画から感じた「大人像」「子ども像」

 

『天気の子』で出てきた、大人と子ども(少年少女)にはそれぞれ共通点を感じた。

 

そしてそこにこそ、この映画のメッセージを感じ取ることができた。

 

『天気の子』の「大人像」

 

映画『天気の子』に出てくる中心的な大人には特徴があった。

 

それは、何かしらの歪みがあるということだ。

 

子どものためにタバコをやめていたにも関わらず、また吸ってしまう者。

就活において、企業に対して嘘(御社が第一志望です!)をつく者。(仕方ない・・)

悪いことと知っていながら夜の世界で仕事をする者。

 

何か、自分の思いに正直になれず、歪んだ行動をしている印象を受けた。

 

そして、それは日本の大人に言える事でもあると思う。

 

 

ただ、これは社会を生きる中ではある程度は仕方のない事だと思うし、大切な事でもあると思う。

 

 

『天気の子』の「子ども像」

 

一方で、この映画で描かれている「子ども」(少年少女)には一直線の心が共通して見られた。

 

一貫して年齢をいつわる者。

姉にどこまでもついていくという覚悟の者。

 

そして、銃を使い、法を犯しながらも「会いたい」という感情に一直線だった者。

 

この自分の感情への素直さが印象的に描かれていたように感じた。

 

そして、私は「子ども像」への肯定的なメッセージを強く感じた。

 

若者よ、素直にやりたいことをやりなさい。と。

 

そもそも、この『天気の子』のマーケティングを見ても、ターゲット層は明らかに若者が中心となっている。

 

この映画を通じて、大人の歪み(社会を生きていく中では仕方ないが)への憂いと、そんな社会のなかで自分の意志で動いてほしいという若者へのメッセージを強く感じた映画だった。

 

 

 

QR決済は「かざすだけ」には勝てない

f:id:ryoryor:20190830174237j:plain

 

最近何かと話題のQR決済システム。

 

全額返金キャンペーンやら、ポイント還元やら、情報漏洩やら、、、

とにかく何かと話題が多い。

 

特に直近ではCMでもみるようになり使っている人も増えてきたのではないだろうか。 

 

 

実は私も、返金キャンペーンには目がなくキャンペーンを耳にするとすぐインストールしていた。

 

しかしながら、今使用しているQR決済はたったの一つもない。通信量の無駄遣いもいいところだ。

 

どのQRシステムもアンインストールしてしまった。

 

そんな私が現在使用している決済システムは、「交通系IC」「クレジットカード」。

 

結果としては、「現金」→「交通系IC・クレカ」→「QR決済」「交通系IC・クレカ」という移り変わり。

 

最終的に落ち着くところは元の場所。

 

そして「交通系IC・クレカ」に戻ってみて、「やっぱこれだわ、、、」と改めて。

 

QR決済と、交通系IC(Suica)の二つを経験してみて感じたこと。

 

それは、QRはSuicaには勝てない、ということだ。

 

なんでかって?それはQR、Suicaに共通するある点が関わっていると思う。

 

※さて、その前に、ここでいう「勝てない」とはシェアと奪うことはできないということ。使う人が全くいなくなるというわけではないし、QR採算が取れるまでに大きくなるかもしれない。私が言いたいのは、このままのシステムでは、あくまでも多数派はSuicaもしくはクレカのままだということ。

 

QRがSuicaに勝てないと思う理由

 

では、QRがSuicaに勝てない理由はどこにあるか。

私が考える理由はこの2点にある。

 

  1. QRとSuicaの決済フィールド
  2. 少額決済の頻度と重要性

 

 

QRとSuicaの決済フィールド

 

 

 

QR決済もしくはSuicaのどちらかを使用したことがあるひとは多いだろう。

 

では、QR決済もしくはSuicaを使用する場面を思い浮かべてみてほしい。

 

コンビニ、駅、駅の中の売店、 カラオケ、薬局、、、etc

 

こんなところが思い浮かぶのではないだろうか。

 

 

世の中には二つの決済フィールドがあると思う。高額決済と少額決済だ。

ここで高額決済や少額決済の厳密な定義をしてもあまり意味のないことないいことなので定義はそれぞれの感覚に任せる。

 

決済フィールドがこの二つと仮定した時、QRとSuicaはどちらに分類されるだろうか?

 

そう間違いなく、少額決済である。

 

少なからず、「Suicaで家を買ったよ!」「QRで車を買った」などという人はおそらくほとんどいない。

 

ちなみに、クレジットカードは少額、高額決済共に使用されていると思う。

 

この、少額決済というのが「QRがSuicaに勝てない」と思う大きなキーワードになる。

 

 

少額決済の頻度と重要性

 

 

さて、ではなぜ少額決済では「QRがSuicaに勝てない」のか。

 

それは少額決済の頻度と重要性にある。

 

これは考えればすぐわかることだが、生活のほとんどは少額決済の集まりだ。

 

例えば、

 

朝の通勤代(電車)      500円

会社についてドリンクを買う  150円

昼食             1000円

仕事終わりの飲み会      4000円(一人当たり)

帰りの電車          500円

 

日によっては、終電を無くしてタクシーで、、、なんて日もタクシー代などせいぜい5000〜多くても10000円程度だ。

 

1日に20000円(私は20000〜高額だと感じている)を使うことはあるかもしれないが、一気に20000円を使うという機会は、考えてみると実は少ない。

 

そう考えてみると、やはり生活は少額決済で成り立っている。1日にこなす少額決済は多い。

 

 

さて、ここで皆さん自身の少額決済の場も思い起こしてみてほしい。

一日どんなところにお金を使っているか、、、

 

想像してみると思うことがある。

 

こんなにお金使ってるのか、、、

 

と。

 

改めて考えてみると減らそうと思えば減らすことができるお金が結構ある気が市内でもないがまあそこは今回は見逃そう・・・

 

想定していた通りの場所にしかお金を落としてないぞ?と感じた方は、おそらくかなりお金に気を使っているか、生まれながらの倹約家だろう。羨ましい・・

 

しかし、人は思っているよりお金を使っているのである。金額ではなく、少額決済という場に。

 

なぜか?

 

 

それは少額決済の重要性の低さにある。

 

言い方が少し悪いかもしれないが、コンビニで150円使うか200円使うかの違いはさほど変わらないのだ。

 

少額決済にはそれよりも重要なことがある。

 

それは、決済にかかる時間である。

 

現在の日本人は、本当に忙しい。特に外にいる場合には1分、1秒が命取りになるシーンもある。(好ましいことではないが・・・)

 

そんなシーンにおいて重要なのは、速さなのだ。

 

ここに、私が「QRがSuicaに勝てない」と思う最大の理由がある。

 

要するに、コンビニや駅構内での買い物等、時間に余裕がないことの多い少額決済というフィールドにおいて重要なのはSuicaの「かざすだけ」の圧倒的速さであり、QRにおけるポイントではない。

 

この点において、日本が現在の日本である限り、QRはSuicaに、画面を出さずに「かざすだけ」のSuicaには勝てないと思う。

 

冒頭に、書いたようにQRが完全になくなるという事ではない。

 

例えば、帰り道のコンビニで何かを買ったり、目的地に早く着きすぎてカフェで時間を潰す時。

 

こんな時は、ポイント速さに勝る。

 

だから、どちらが良いということを言いたい事ではない。

 

ここで言いたいのは、あくまでも現在の日本の生活スタイルにおいてはSuicaのような交通系ICのシステムなのだ。と思う。

 

スパイダーマン ファーフロムホームを観てきた。

f:id:ryoryor:20190902174544j:plain




先日、スパイダーマンの新作を観てきた。

 

とは言っても、この記事が出ている頃には

最新作!!

と言えるほどではなくなっているだろう。。。

 

さて、スパイダーマンの新作を観て感じたこと。

 

それはただ一つ・・・

 

 

 

 

 

 

その前にここからはネタバレを含んでしまうかもしれないので、

嫌な人はブラウザバックしてください!

 

 

 

 

 

 

 

さて大丈夫ですかね。

 

 

この映画をみて感じたこと。それは、、

 

世の中への一種の警告です。

 

どういうことか。

もう少し具体的にいうと、

 

「見ているものが常に真実とは限らない」

という強いメッセージを感じました。

 

近年では、スマートフォンや編集技術の向上によって、誰でも簡単に

「加工」ができるようになりました。

それによって、世界には、「現実とは異なるもの」

が多く存在するようになったと思います。(以前からも存在はするものの)

 

もっともわかりやすい例をあげるのであれば、写真加工アプリの代表「SNOW」。

これによって、どんな人でも可愛く、時にはかっこよく映るようになりました。

 

それが近年、「当たり前化」

してきているように思えます。

 

いい意味でも悪い意味でも現実とは異なるという点では注意が必要です。

 

 

食べ物のチラシがものすごく美味しそうに映えていたから注文したら・・

チラシと全然違うじゃん!

なんて体験したことはありませんか?

 

この映画ではそんな加工技術の蔓延した現在の世の中に対する皮肉と注意喚起のメッセージが強く現れていたように感じます。

 

 

「見ているものが常に現実とは限らない」

 

当たり前といえば当たり前ですが、その怖さをもう一度認識させられる映画でした。

 

「どこにそんなメッセージを感じたん?」と興味を持った方は是非一度見てみることをお勧めします!

 

以上。

 

 

就活で感じた”アピールポイント”の所在

f:id:ryoryor:20190710202135j:plain


 

就職活動が終わって1ヶ月ちょっとがたった。

今思い返してみると、本当に楽しかったし毎日が充実してた気がする。

まあ大変だったには大変だったけど…

 

 

そんな就活を振り返ってみて気づいたことがいくつかあった。

 

その最たるものが、

ピールポイントがアピールポイントにならないこと。

 

いや、本当にこれが辛かった…

最初はこちらの思惑通りに会話が進まなすぎて、大変だった。

 

さて、なぜ自分のアピールポイントはアピールポイントにならないのか。

 

まず第一に、

 

就活は相手ありきであること

があげられる。

 

なんだよ、そんなの当たり前じゃないか。と思った方は恐らく就活でも上手くいくと思う。

 

さて、よくよく考えれば当たり前だとわかるこのポイントの意味は、

どんな天才でも欲しくなければいらない

この一言に尽きる。

 

例えて言えば、ラグビー界に一番必要な人材はイチローではないといった感じだろうか…(上手くない)

就活をしてみての主観ではあるが、これを理解している就活生は全体のおよそ6割程度だったと思う。

 

重要なことは、

相手が「どんな業界」で「どんなマインド」を持ち「どのような人材」を欲しているかを考えること。これを第一に考えて言動を起こさなければ内定は近づかない。

 

 

さて、では上記を理解した上で成功する就活生と失敗する就活生を分ける条件はなんだろうか。

 

それは、

就活には競争相手がいるということだ。

 

ここまで読んできたのにそんな当たり前なことかよ…と思った方(特に就活生)は、

本当にこれを理解しているだろうか。

 

ここで私が言いたいことは、

採用人数が9人の企業では100人の中で10位の長所を推すよりも、100人の中で1位のなんでもない要素を推していった方がいいということだ。

 

もちろん第一の要素であげた、企業側が欲している要素である必要がある。

 

ただ単にニッチな部分を推していけという訳ではないが、人気企業は言ってしまえば

人材を選び放題なのである。

その中で自分が選ばれるためには他の人にはない、もしくは他の就活生を圧倒する要素を持っていなければならない。

 

それはトーク力やコミュニケーション力、傾聴力と言った月並の要素であってもよい。重要なことは大勢いる就活生の中でキラリと光る要素を見せられるかどうか。

 

この、

就活は相手ありきである

就活には競争相手がいる

2点を本当の意味で理解し、クリアできる就活生が最後に笑うことができると感じた。

 

他にも成功するための条件はあるかもしれないが、私がみた就活をする中で感じたことは、この2つの条件をクリアを最優先に考えていくことが成功への近道だということだ。