就活で感じた”アピールポイント”の所在
就職活動が終わって1ヶ月ちょっとがたった。
今思い返してみると、本当に楽しかったし毎日が充実してた気がする。
まあ大変だったには大変だったけど…
そんな就活を振り返ってみて気づいたことがいくつかあった。
その最たるものが、
アピールポイントがアピールポイントにならないこと。
いや、本当にこれが辛かった…
最初はこちらの思惑通りに会話が進まなすぎて、大変だった。
さて、なぜ自分のアピールポイントはアピールポイントにならないのか。
まず第一に、
就活は相手ありきであること
があげられる。
なんだよ、そんなの当たり前じゃないか。と思った方は恐らく就活でも上手くいくと思う。
さて、よくよく考えれば当たり前だとわかるこのポイントの意味は、
どんな天才でも欲しくなければいらない
この一言に尽きる。
例えて言えば、ラグビー界に一番必要な人材はイチローではないといった感じだろうか…(上手くない)
就活をしてみての主観ではあるが、これを理解している就活生は全体のおよそ6割程度だったと思う。
重要なことは、
相手が「どんな業界」で「どんなマインド」を持ち「どのような人材」を欲しているかを考えること。これを第一に考えて言動を起こさなければ内定は近づかない。
さて、では上記を理解した上で成功する就活生と失敗する就活生を分ける条件はなんだろうか。
それは、
就活には競争相手がいるということだ。
ここまで読んできたのにそんな当たり前なことかよ…と思った方(特に就活生)は、
本当にこれを理解しているだろうか。
ここで私が言いたいことは、
採用人数が9人の企業では100人の中で10位の長所を推すよりも、100人の中で1位のなんでもない要素を推していった方がいいということだ。
もちろん第一の要素であげた、企業側が欲している要素である必要がある。
ただ単にニッチな部分を推していけという訳ではないが、人気企業は言ってしまえば
人材を選び放題なのである。
その中で自分が選ばれるためには他の人にはない、もしくは他の就活生を圧倒する要素を持っていなければならない。
それはトーク力やコミュニケーション力、傾聴力と言った月並の要素であってもよい。重要なことは大勢いる就活生の中でキラリと光る要素を見せられるかどうか。
この、
就活は相手ありきである
就活には競争相手がいる
2点を本当の意味で理解し、クリアできる就活生が最後に笑うことができると感じた。
他にも成功するための条件はあるかもしれないが、私がみた就活をする中で感じたことは、この2つの条件をクリアを最優先に考えていくことが成功への近道だということだ。